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児童ポルノ、「IP直打ち」で遮断すり抜け横行

 インターネット上の児童ポルノサイトへの接続を強制遮断するため、昨年4月に始まった「ブロッキング」に、早くもすり抜けの手口が横行中なんだそうです。

 この話、そもそも「ブロッキング」なるものが始まっていたというコトをを知らないとワケがわからないですよね?

 実は昨年4月に通信業界4団体やヤフー、グーグルなど、21社・団体が集まり、「一般社団法人インターネットコンテンツセーフティ協会(ICSA)」が設立されて、児童ポルノへのアクセスをISPが強制的に遮断する「ブロッキング」を始めていたんだそうです。

 こんなコトが始まっていたなんてまるで知りませんでしたし、まずそちらにビックリです。

 何らかの理由があるにしろ、特定のサイトを検索サイトやプロバイダ側が選択して見れなくしてしまうなどということは、今までの自由なネットのあり方を変えてしまう大変な出来事だと思います。これがまかり通ってしまうと、個人が自由に情報を発信できるというネットの最大の長所が失われ、メディア特性が大きく変貌してしまうことにも繋がりかねません。

 そんな大変な決定が、法規制という大義名分があるにしろ、大きな話題にもならずずアッサリと始められてしまっていたことにかなりの違和感を覚えてしまいます。

 まあ、始まってしまった後になって言ってもしょうがないですけどね。

 無関心だった私が悪いんでしょう。私個人、対象となった児童ポルノにはあまり興味ありませんでしたし……。

 で、その件はおいといて、昨今のニュースで話題となった「ブロッキング」のすり抜けの手口なんですが、要するにURLをフィルタリングされたら「IPアドレス」に打ち直すだけというものだそうです。

 技術的なことはよくわかりませんが、大局的に見ればこの種のことは永延にいたちごっこが続く類のものなので、簡単にすり抜けることができる手段があるとかないとかいったことは大したことではないような気がします。フィルタリングという手段自体からして、新しいURLに逃げられたら追いかけてまたフィルタリングをするといういたちごっこを前提としたものなわけで、警察も検索サイトも大したコトとは受け取ってないでしょう。

 そしておそらくニュースの読み手も、なんとなく間抜けな内容にほくそ笑んだ程度でしょう。

 要するにこのニュースは、純粋に面白ニュースだったということなのではないでしょうか。

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